コリンも惚れ込むアディダスゴルフの新『TOUR360』。“頂点の一足”って、いったいどんなシューズなの?
後方は「ジェットブースト」を搭載 歩行時はソフトなクッションの感触だが、スウィングの圧がヒールにグッとかかった際には、つぶれすぎずにしっかり圧を支える素材。ブーストの粒を細かくしたことで2つの性能を兼ね備える。 【アッパー】 レース(ひも)は天然皮革を採用 最高のサステナブル基準に基づいたしなやかな高級天然皮革。染色過程において、透明な害のない水質に戻すなど、環境保全を徹底している。
ボアは合成皮革を採用 コードカオスにも採用されている“直足ボアラップ”をボアモデルに踏襲。パネルが3つに分かれ、緩い箇所から優先的に締まる構造。また前面のファスナーを締めると、フィット感が高まることに加え、水の侵入を防ぐ効果もある。
【ヒールライン】 当たりのやさしさと高い通気性 前作からヒールの高さと角度を調整。スエード素材を使用し、足への当たりもやさしく改善された。また高通気性のメッシュを用いることでムレや靴ずれを防ぐ。
コリンもアバーグも渋野も、新『TOUR360』のパフォーマンスの高さに舌を巻く
最後に『TOUR360』のデビューイベントに参加した、ツアープレーヤーの使用感をお届け。まずは、コリン・モリカワ。彼は今季開幕戦からすでに実戦投入している。
「新しいシューズは、毎年開幕戦の舞台、カパルア(プランテーションコース)で最終テストをします。なぜなら年間を通じて最も傾斜の強いコースだから。これまでZGを履いていましたが、それよりも安定性が高く、グリップ力が上がり、地面反力も使いやすい。歩行に関しても、疲労が少ないし痛みもまったく出なかった。もう替えない理由はないですよね。 僕はシューズの“見た目”も非常に大事にしています。特にアドレスした時の足元の景色。ここで構えにくさを感じずに、スクエアを取りやすいことが重要です。個人的にはレース(ひも)タイプが好み。今回ボアも試しましたが、実は安定性に関してはボアのほうが高いと感じています。ただ、これまでの目のなじみもあるし、レースでもまったく問題がないのでボアにスイッチするまでの理由がなかったですね」
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