コ・ミンシ、今後の目標を語る「ずっと期待される俳優でいたい」
女優のコ・ミンシが、自身の目標を語った。 コ・ミンシはファッション誌「ARENA HOMME+」とのインタビューで、「最初に女優を目指すことになったきっかけは、子どもの頃に観た年末授賞式だった」と話した。そんな彼女は昨年、「青龍(チョンリョン)映画祭」で新人女優賞を受賞した当時の心境を告白した。 「映画の中で、画面がゆっくりと変わるときがあるじゃないですか。私の名前が呼ばれる瞬間、周りの音がよく聞こえなくなり、遠く感じました。その時、テレビの前でミカンを食べながら、年末授賞式を見ていた子どもの頃の自分の姿が浮かび上がったんです。頭の中で何度も想像してきた瞬間だったので、テレビの画面だけで会っていた俳優の方々の前で、賞をもらっているという事実が実感できなかったです」 彼女は、「THE WITCH/魔女」「密輸 1970」「Sweet Home -俺と世界の絶望-」「五月の青春」などジャンルを問わず、様々な役に挑戦してきた。その中でも、実際のコ・ミンシと一番ギャップが大きかったキャラクターは誰だったかという質問に、「(『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』の)ユ・ソンアもそうだけど、『五月の青春』のミョンヒとのギャップが一番大きかったです。ミョンヒはすごく優しいから(笑)。ミョンヒが、自分より他人のことを配慮するのが気の毒でした。一度は自分を優先してもいいのに。それがとても悲しかったです」 最後に彼女は、これからの目標について語った。「期待される俳優になりたいです。『コ・ミンシ出演の作品はいつ出るの?』『新作でコ・ミンシはどんな演技を見せるのだろう』など、私は関心を集められなくなったら、魅力がなくなったのだと思います。いくら時間が経っても、ずっと気になる俳優がいるじゃないですか。私もそんな俳優になりたいです」
イ・スンギル