各界トップに聞く「ことしの道内経済の見通しは?」 札幌商工会議所が新年交礼会
札幌商工会議所の「新年交礼会」でことしの展望を経済界のトップに聞きました。ことしの道内経済の見通しは? アークスの横山清会長は「マイナスにはならないが、大きなプラスにもならないだろう。価値の変容、行動の変容がどんどん進んでいるので、前向き、かつスピードアップ(して事業を進めていく)」と力を込めました。 北海道銀行の笹原晶博会長は「ラピダスが試作ラインを動かす。ものができるわけですよね。洋上風力も今まではそういう計画がある段階だったが、おそらくいくつか促進区域に指定され、具体的な公募になる。動き出した形が見える、躍動感のある1年になるんじゃないかと期待している」としました。 数年後の展望も。北海道電力の藤井裕会長は「電力の安定供給、経済性、環境を総合的に考えると、泊発電所の再稼働は必要だと思っている。これまで皆さまには値上げで迷惑をかけているので再稼働後は値下げしたい」と話していました。 ことしの交礼会には道内企業や経済団体などからおよそ200人が出席しました。