八代英輝弁護士「民間企業として総合的に考えた結果…」”富士山見えなくなる”マンション解体に
八代英輝弁護士が11日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。積水ハウスが東京都国立市で建設中だった10階建てのマンションが来月の引き渡しを目前にして解体されることになった件に関し、コメントした。 【写真】解体されることになった10階建てのマンション 八代氏は「法的には問題ない。ただ、民間企業として入居者がどう見られるか、総合的に考えた結果、撤退することにされたんだと思います。入居が決まって楽しみにしていた方には、相場以上の補償金が支払われると思います」と解説した。 このマンションの建設を巡っては周辺の住民から「景観が悪化する」などとの声が上がっていた。富士山が眺められるJR国立駅から徒歩10分の場所にあるが、これが建ったことで「富士山が見えなくなる」と建設中止を求める動きが高まっていた。積水ハウスでは、「構造に問題はなく、法令違反もないが、景観など周辺の影響に関する検討が不十分だった」としている。 八代弁護士は「完成した後でも、撤退する方がイメージとしてプラスになると判断されたんだと思います」などとも語った。