代表キャプテン林咲希の母校、精華女子が5年ぶり福岡の女王 清藤優衣主将「日本一目指す」【バスケ・ウインターカップ】
◆バスケットボール全国高校選手権福岡県予選最終日 精華女子73―55東海大福岡(4日、アクシオン福岡) ■三角巾、頭に包帯…インターハイ激闘で負傷、病院へ【写真】 シュートとパスの精度で上回った精華女子が会心の試合運びで快勝した。 東海大福岡に先制を許すも、第1クオータ―(Q)終了直前に中釜光来(3年)の連続ポイントを挙げて17―17と追い付く。第2Qで逆転に成功すると、以降は相手ディフェンスのミスを誘いながら徐々にリードを広げ、第4Qで18点差をつけて突き放した。 20得点と躍動した中釜は5年ぶりの頂点に「高校3年間で冬の優勝は初めてなのでうれしい。ウインターカップにもつながる勝利だと思う」と笑顔。チーム最多22得点をマークした主将の清藤優衣(同)は「このメンバーで最後の県大会。絶対に優勝しようとチームが一つになって戦うことができた。ウインターカップでは日本一を目指します」と気合十分に語る。女子日本代表の林咲希主将(富士通)の母校で知られる精華女子が、今年は全国で大暴れする。(山崎清文)
西日本新聞社