「悪夢は終わった」ドーピング違反のポグバ、出場停止が4年から1年半に軽減。アメリカで再出発か「意図的に違反したことはないと言ってきた」
ひとりでトレーニングする状況が続いていた
元世界王者がピッチに戻ってくるのか。 ドーピング違反で出場停止処分を科されていたユベントスのポール・ポグバが、来年3月にも復帰できる見込みとなった。スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立てた結果、4年の出場停止期間が1年半に短縮されたという。 【画像】ポグバ、C・ロナウド、ネイマールetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介! 英公共放送『BBC』やイタリア紙『Gazztta dello Sport』が報じた。BBCによると、CASの幹部が認めている。 ポグバは2023年のドーピング検査で、テストステロンの値を上げる禁止物質の反応が見つかり、9月に出場停止処分を科された。イタリアメディアによると、選手はクラブに相談なく、知人の医師に勧められたサプリメントを摂取し、これに禁止物質が含まれていたとみられている。 Bサンプルの検査でも陽性反応が見つかったポグバは、処分を科されたことで、ユベントスの練習にも参加できなくなり、ひとりでトレーニングする状況が続いていた。サラリーも、認められている最低月額となった。 故意の違反ではないと主張するポグバは、不服を申し立て、夏にCASでの審理に臨んだ。そして今回、選手はSNSでスパイクを履いた写真と砂時計の絵文字を投稿。声明で「ようやく悪夢が終わった。再び自分の夢を追える日が来るのが待ちきれない」と述べている。 「世界反ドーピング機構の規則に意図的に違反したことはないと常に言ってきた。医者から処方され、男性アスリートのパフォーマンスを高めたり、影響することがないサプリメントを摂取した。説明を聞き入れてくれたCASに感謝したい。人生で極めて苦しい期間だった。すべての愛情と支援に改めて感謝する。ピッチに戻るのが待ち遠しい」 2018年のワールドカップでフランス代表の優勝に貢献したポグバのプレーが再び見られるようになるのか。なお、Gazztta dello Sport紙は、ポグバがなんらかのかたちで2026年までとなっているユベントスとの契約を解消し、アメリカで再出発する可能性が高いと報じている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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