「混乱を引き起こす」MLS公式がセルティックFW古橋亨梧の移籍をフライングで発表?現地も困惑「今のところ退団の兆候は…」
MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のアトランタ・ユナイテッドは1月8日、明治安田J2リーグのサガン鳥栖からFW富樫敬真を完全移籍で獲得すると公式サイトで発表した。そんな中で、スコットランド王者のセルティックからサッカー日本代表FW古橋亨梧をアトランタが獲得する可能性が持ち上がっている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 MLSの公式サイトは、8日に「アトランタ・ユナイテッドはセルティックから古橋を特別指定選手として獲得した」という内容の記事をリリースした。しかし、掲載直後に削除している。 このMLS公式サイトの動きを受けて、セルティック専門メディア『CELTS ARE HERE』は「MLSウェブサイトがセルティックの古橋移籍について混乱を引き起こす」と題して、次のように伝えていた。 「見出しには『アトランタ・ユナイテッドがセルティックからストライカーの古橋を獲得』と大胆に記載されていた。当然ながら、セルティックとアトランタ・ユナイテッドの両サポーターはこの発言に眉をひそめた。一つ明白な問題がある。記事が掲載された時点で、キョウゴはセルティックがダンディー・ユナイテッドに2-0で勝利した試合に出場していたのだ。そのため突然の移籍の噂はすぐに否定されている。最もありえそうな説明はなんだろうか。MLSによる誤認だ。アトランタ・ユナイテッドは日本人FW富樫敬真を登録した。MLS公式が誤ってトガシの名前をキョーゴの名前に取り替えてしまい、不必要な混乱を引き起こしたようだ」 もっともアトランタ・ユナイテッドには、元セルティックのロニー・デイラ氏が新監督に就任しており、古橋獲得の噂がこれまでも度々現地では報じられていた。しかし、同メディアは、「今のところ古橋が退団に向かう兆候はない。セルティックが今シーズン前進する中で、この日本人スターは監督の計画において依然として重要な人物だ。古橋は今でもセルティックのナンバーワンフォワードと見なされている。アダム・アイダは過去2試合で先発出場しているが、重要な試合では常にこの日本代表選手を起用している」と、今冬の移籍市場での可能性は低いと指摘している。
フットボールチャンネル編集部