新潟県五泉市の温泉施設で毒キノコ「ハイイロシメジ」を誤って販売
五泉市は12月6日、さくらんど温泉内の直売所「よりね家」で2、3の両日に販売したキノコが、毒キノコのハイイロシメジだったと発表した。健康被害は確認されていない。 【写真】毒キノコ「ハイイロシメジ」 市や施設の指定管理者によると、キノコは「大黒しめじ(天然)」として販売され、2日間で計19袋売れた。放射性物質の検査のため購入した県職員が6日、疑問に思って専門機関で調べたところ、ハイイロシメジだと判明した。 ハイイロシメジは、食べると数十分から24時間以内に、嘔吐(おうと)や下痢などの症状が出るという。 直売所では、地元農家らから仕入れた天然のキノコを販売していた。今後は天然ものは扱わないとしている。