「戦争で大変なこともあったけど、フィットネスが大好きだから」 ウクライナの16歳が日本開催の世界フィットネス選手権で銅メダル
12月17日(火)から19日(木)の3日間で東京・有明コロシアムにて行われた『IFBB 世界フィットネス選手権』の女子アクロバティック・フィットネス16~20歳163㎝以下級で3位となったウクライナ代表のソフィア・キクテンコ(SOFIA KYKHTENKO/16)選手。 【写真】ソフィア選手のしなやかで美しい競技姿
アクロバティック・フィットネスとはその名の通りアクロバティックな演技とビキニ姿での肉体美を競う、日本ではまだあまり馴染みのない競技で今大会の出場選手も大半が欧州からのエントリーとなった。 その冒頭のカテゴリーとなり、ゼッケン番号「2」を付けて美しく宙を舞い、見事銅メダルに輝いたのがソフィア選手だ。 ウクライナ出身のソフィア選手は「戦争など国内の状況で色々と大変なことはあったが、フィットネスが大好きなのでどうしてもこの大会に出場し、結果を残したかった。フィットネスに戦争は関係ない」と語り、「3位に選ばれ、結果を残せたことを本当にうれしく思う。大変な中支えてくれた家族、友人、コーチにはこれ以上ないくらい感謝をしている」と心境を話してくれた。
最後に彼女は笑顔で「ステージでは今までやって来たことを全力で出し切るという気持ちで挑んだ。それができて最高に嬉しく、楽しかった!」と語ってくれた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史