ブラウブリッツ岩瀬社長は進退に言及 新スタジアムを巡り県・秋田市と協議
ABS秋田放送
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新たなスタジアムをめぐり、建設に関わる県と秋田市、それにブラウブリッツ秋田は、再び候補地に浮上した八橋地区に建てる可能性について話し合いましたが、この先も検討を続けることを確認するにとどまりました。 ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長は、建設が実現しない状況が続けば、自身の進退についても検討するという考えを示しました。 去年の時点では…
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穂積市長 去年11月
「2026年の着工は無理かというと、無理でもないっかもしれません」 目標は、外旭川地区で2026年に着工。しかし、次第に雲行きは怪しくなります。
稲川参事 今年2月
「2026年には、造成なり着手できるであろう、したい、できるようにしますと。が、その後候補地が市場余剰地に変更した」 今年に入ると、着工予定は当初の目標の4年後の2030年へと後ろ倒し。 そして今月に入ると。
6月26日
議論のゴールが見えない中、建設に深く関わる、県、秋田市、それにブラウブリッツ秋田の3者は、外旭川地区のまちづくりに関わる民間事業者のイオンタウンを交え、建設をどう進めるか、改めて話し合いました。 ブラウブリッツ秋田・岩瀬浩介社長 「やはり新スタジアムの必要性といった部分、ライセンスの申請もございますけれども、しっかりと進めていきたいなと」 ブラウブリッツ秋田は、J1、J2への参加資格である「クラブライセンス」を再び得る審査を受けるため、今週中にも、その申請を行います。 クラブライセンスを得るには、新たなスタジアムの建設が、速やかに、確実に進むことを示せるかが、ひとつの条件です。 建設の方針が二転三転する中、どのようにして計画に理解を得るかが焦点です。 県と秋田市が建設にかかる費用の一部を負担、つまり一定の税金を投じて進める事業ではあるものの、去年から続く議論の様子は大半を非公開にして行われていて、きょうも、冒頭以外は撮影を許可されませんでした。