ブラウブリッツ岩瀬社長は進退に言及 新スタジアムを巡り県・秋田市と協議
部屋を出される取材陣
およそ1時間の話し合いのあと、ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長が話し合いの結果を説明し、新たに建設候補地となった八橋地区での議論を進めるべきかどうか、3者が検討を続けることを確認するにとどまったことを明らかにしました。 記者質問「正直1年でも2年でもスタジアムが速くできれば、外旭川でも八橋でも、何なら他の候補地でもいいよって感じですか?」 ブラウブリッツ秋田・岩瀬浩介社長 「僕がそれを1年でも早く建てばどっちでもいいんだというと、まるでこう…自分たちがよければという話に聞こえなくはないかな。スポーツを通して地域活性といった部分におけるコンテンツとしてJリーグ、スタジアム含めたものは間違いなく寄与できるものだなと」 八橋地区は、過去にも候補地に上がりましたが、秋田市が難色を示したために建設を断念した経緯があります。 岩瀬社長によりますと、県側から、この経緯を念頭に、「積み重ねてきた議論と同じにならないようにしてほしい」という指摘もあったと説明しました。
岩瀬社長 「年齢違うんで、僕の方が長く…長いかななんて思うところはありますけど、あえて言うなれば、私は私でクラブの代表として今やらせていただいている中で、やっぱりリーダーって結果だと思います。できなければできなかったで、はい、自分自身、責任をしっかりと考えなければいけないんじゃないかなと思います」
ブラウブリッツ秋田は、八橋運動公園での建設に関する賛否については現時点では明らかにせず、クラブの内部で慎重に検討を進め、結論を出す方針です。