北海道北広島のJR新駅 市32億円負担 ボールパークFビレッジ隣接、今秋着工予定
【北広島】プロ野球北海道日本ハムの本拠地「北海道ボールパークFビレッジ」(BP、北広島市)の隣接地に整備するJR新駅について、工事費80億円のうち、市の実質的な負担が32億8千万円になることが28日、明らかになった。着工は今秋を予定している。 【表】北広島市の予算で示されたJR新駅と周辺の関連経費
市は工事費80億円について、次年度以降の負担もあらかじめ約束する債務負担行為として設定。2024~28年度の複数年にわたって計上する。北広島市議会は28日の定例会で新駅関連の建設費2億4千万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を可決した。 市は実質的な負担となる32億8千万円を起債(借金)や一般会計で支出する。残りは国からの補助金32億8千万円と、寄付金など14億3千万円を見込む。市は7月中にもJRと工事協定を締結する予定。