米メディア、大谷翔平がWSで登板する「可能性はない」とのロバーツ監督発言を信じず…「投げさせるならば、自分もそう言う」
大リーグの2024年ワールドシリーズ(WS)は25日(日本時間26日)、ヤンキースがドジャースの地元ロサンゼルスに赴き、開幕する。米ドジャースネーションによれば、ドジャースのロバーツ監督は24日(同25日)のシリーズ前日会見で大谷翔平選手(30)が登板する可能性について聞かれ、「no possibility(可能性はない)。何があっても、それはない。質問してくれてありがとう」と明言。フリードマン編成本部長も「彼(大谷)は今後10日間、『one way player(一刀流の選手)』だ。そして、そこから先は二刀流に戻る」と、口をそろえた。 だが、それでも同メディアのビッグ・ベイビー・デビッド上級プロデューサーは、ロバーツ監督のコメントをX(旧ツイッター)に添えて「もしWSで大谷翔平を投げさせるとしたら、自分もそう言う」と記し、大谷がシーズン最大の舞台でマウンドに上がる可能性に期待した。 さらに、同メディアは「ドジャースの指名打者である大谷は、WSで投手デビューするのではとの臆測が飛んでいる」「大谷は今ポストシーズンを通じて平らな地面でキャッチボールしているが、『公式』にはそれ以上の段階に進むプランは除外されている」と報じ、二刀流の実現をどうしても諦めきれない思いをにじませた。(写真はAP)
中日スポーツ