【DAX125(ダックス125)】オイル交換の方法徹底解説!必要工具、おススメパーツも全部ピックアップ
────────── オイルフィルターの交換 ────────── オイルフィルターカバーを2点で留めている8mmボルトを外します。早回しが得意なT型レンチを使用すると手早く作業ができます。 フィルターカバーを外すと同時にそこに溜まっているオイルが漏れ出てくることがあります。このオイルフィルターカバーの直下がエキパイになっており、そのままではエキパイにオイルが落ちて汚してしまうので、油受けとしてフレキシブルファンネルを間に挟みます。これはダンボールなどで代用しても良いです。 鉄粉などで手を怪我してしまうことがあるので、かならず作業用の手袋をしてオイルフィルターを取り出します。オイルフィルターがあった場所には古いオイルが溜まっていると思うので軽くペーパーウエスで拭き取りましょう。 新品のオイルフィルターを差し込みます。この時、オイルフィルターカバー側のゴムパッキンも新品に交換しましょう。 最後にオイルフィルターカバーを戻します。締める2つの8mmボルトの規定トルクは10N-mです。これでオイルフィルターの交換は完了です。 ────────── 新しいエンジンオイルの注入 ────────── ドレンボルト、オイルフィルターカバーをしっかり締めたことを確認したら、フィラーキャップを外して新しいオイルを注入していきます。 今回オイルとオイルフィルターの同時に交換するので0.85Lを入れます。(オイルフィルター非交換時は0.8L) ダックス125の注入口はとても小さいです。計量目盛り付きでノズル先が細くなっているオイルジョッキがおすすめです。 規定量のオイルを入れ終えたらフィラーキャップをしっかり締めます。 オイル交換パーフェクトセットにはフィラーキャップのパッキンも新品が付属しているので、ついでに新品に交換しましょう。 ────────── エンジンオイルレベルの確認 ────────── オイルが適切量が入っているか確認します。車体をメンテナンスリアスタンドから下ろしタイヤを設置させ、可能な限り水平な平地で車体を垂直に起こします。 その状態でフィラーキャップを「ねじ込まずに」差し入れ、画像のように先端部分の真ん中くらいまで浸かっていればOKです。フィラーキャップをしっかり締め、数分アイドリングしオイルをエンジン内に行き渡らせます。 もし足りない場合は少しずつ継ぎ足し、多すぎた場合はドレンボルトを緩めて下から抜くか、チューブ付きのシリンジなどを用いて注入口側から上抜きして適切な量になるよう調整してください。上抜きのほうが微量な調整はしやすいです。 ────────── 廃油の処理 ────────── 廃油を入れた廃油処理BOXの袋の口を、中身が漏れ出てこないようにしっかり閉じます。多くの場合このまま燃えるゴミとして出せますが、一部燃えるゴミとして出せない地域もあるので事前に確認してください。
まとめ
ダックス125のオイル交換は基本的な道具さえあればそこまで難しくありません。他の車種であっても手順は共通する内容が多いので、ぜひこのダックス125のオイル交換記事を参考にチャレンジしてみてください! エンジンオイルは今回純正のオイルを使用しましたが、この他にも様々なオイルがあります。いろいろ吟味してみてください!
もぐぅ