学校に戻り、父母らへの感謝の気持ちを込め「鮎の歌」を歌う黒沢尻北小合唱部員

　17日に福島県郡山市で開かれた第77回全日本合唱コンクール全国大会小学生部門で、東北代表として5大会連続出場した北上市立黒沢尻北小合唱部（部員48人）は全体3位の金賞・郡山市長賞を受賞した。最高賞には届かなかったものの、5大会連続の入賞を飾った。 　小学校部門には全国各地の代表37団体が出場し、黒沢尻北は3番目に登場。部員44人が登壇した。 　課題曲「Szello　Zug（風がうたう）」ではキャンプファイアを囲み、夜が更けていく静けさを表現。自由曲「鮎の歌」では、さまざまな困難にも負けずに生き抜くアユの一生を力強く、堂々と歌い上げた。 　一行は同日夜に同校に戻り、父母らに結果を報告。前年まで4大会連続最高賞だっただけに、部員たちは悔しさをにじませながらも、感謝の気持ちを込め「鮎の歌」で一体感のある歌声を響かせた。