JR函館線 脱線した列車を線路に戻す作業を夜通し行い 列車は動き出す 運休の影響続き代行バスに長い列
16日、道南の森町にあるJR函館線で貨物列車が脱線した事故を受けて事故現場付近では破断したレールを取り替える作業が行われています。 前田愛奈記者「レールの断裂が確認された踏切です。現在重機が入って新しいレールに変える作業が行われています」 16日、森町のJR函館線で札幌に向かう21両編成の貨物列車の非常ブレーキが作動し脱線しました。 近所の住人「ガーっと鳴るような感じ、ガガガガガって鳴るから」「家が揺れた、なにかあったなって思った」 JR貨物は16日から脱線した列車を線路に戻す作業を夜通しで行い安全が確認されたことから17日午後2時過ぎに列車は動き出しました。 前田愛奈記者「JR函館駅です。列車が17日も運休になっているということで、代行バスに乗るために長い列ができています。」 この事故の影響でJR函館線は17日も森と長万部の間で運転見合わせとなっていて函館と札幌を結ぶ特急北斗12本が運休となっています。 また、一部の特急列車は函館と長万部の間を代行バスを出して対応しています。 徳島から「どうしようかと思いました、飛行機にしようかとか、バスにせなあかんかとか」 旭川に行く乗客「旭川に行くんですけど、旭川のホテルもキャンセルして飛行機で旭川から東京に帰るんですけど、その便もずらしたりして」 函館を出発した代行バスの乗客は長万部駅で特急列車に乗り換え札幌方向に向かっていました。 JR北海道によりますと少なくとも18日までは代行バスでの対応が続きますが、19日以降の運転再開についてめどは立っていないということです。
HTB北海道ニュース