あのG1馬の妹が小倉に登場!【今週末のデビュー馬情報】
◆7月13日のデビュー予定馬 ●福島芝1800m マックスキュー(牡、サートゥルナーリア×イストワールファム、美浦・鹿戸厩舎) 母は4勝。近親ハープスター(桜花賞勝ち馬)。1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)はウッド5F69秒2-11秒8。「血統的に気性の難しいところがあり、兄のアフィリオンのように前進気勢が強すぎると困るが、現状は我慢がきいている。スピードを感じさせる走りと気性から、適性距離は2000m以下かな」と記者の話。 半兄アフィリオンは折り合い難で苦しい競馬が続いているが、新馬戦は強いレースで快勝。本馬も評判は高く、デビュー戦から結果を出したい。鞍上は戸崎騎手。 レッドソニード(牡、イスラボニータ×ダンスグルーヴィ、美浦・嘉藤厩舎) おじバジオウ(プリンシパルS1着)、3代母はダンスインザムード(桜花賞、ヴィクトリアマイル勝ち馬)。1週前はウッド5F67秒7-11秒8。2週前にはウッド6F82秒台の速い時計が出ており、仕上がりは順調だ。鞍上は菅原明騎手 ●小倉芝1800m(牝馬限定) ラヴァブル(牝、ジャスタウェイ×エピックラヴ、栗東・松下厩舎) 全兄ダノンザキッド(ホープフルS勝ち馬)、ダノンタッチダウン(朝日杯FS2着)、ミッキーブリランテ(重賞2着2回)。追い切り時計はCW6F83秒2-11秒7。 「兄もボリューム満点の好馬体だったが、妹も牝馬ながら馬格に恵まれた。まだ体を持て余し、絞れる余地はあるものの、加速してからの動きはパワフルで迫力がある」と記者の話。活躍した兄2頭は新馬戦から強い競馬を見せており、本馬もデビュー戦から期待したい。鞍上は坂井騎手を予定。 ラテライト(牝、ブリックスアンドモルタル×サルサドゥーラ、栗東・松下厩舎) 半姉サルサディーバ(現2勝)、おじタイムトゥチェンジ(京阪杯3着)、プレミアムタイム(4勝)。追い切り時計はCW6F83秒4-11秒9。同厩のラヴァブルに遅れているが、相手は評判馬だけに大きな心配はいらないだろう。鞍上は永島騎手を予定。 ◆7月14日のデビュー予定馬 ●福島芝1800m(牝馬限定) サルーポルティ(牝、モーリス×パララサルー、美浦・国枝厩舎) 母は6戦4勝で、紫苑S、アネモネS1着。おじタンタアレグリア(アメリカJCC勝ち馬)。追い切りはウッド6F82秒1-11秒3。内目を通ったとはいえ、なかなかの好タイムが出ている。鞍上は丸山騎手を予定 ミラーダカリエンテ(牝、スクリーンヒーロー×マイネアルデュール、美浦・相沢厩舎) 「追い切りはしっかり動いており、血統的にも仕上がりは早い。姉(ペルソナリテ)も新馬戦、ダリア賞とデビュー2連勝しており、この馬も新馬戦から期待できる」と記者の話。 話にもあったように追い切りは良好で、ウッド6F82秒6-65秒2-11秒4。特に5F65秒2は、水曜日の2歳で3番時計にあたる。2週前の5F70秒台から大きく詰め、期待感も高まっている。 イルジーリオ(牝、ブリックスアンドモルタル×リビアーモ、美浦・林厩舎) 母はオーロCなど6勝。半兄マグナレガーロ(JRA4勝、地方1勝)、半姉パルティアーモ(4勝)、カンティアーモ(フラワーC3着)。追い切りはウッド5F69秒7-12秒1の時計が出ている。 ●小倉芝2000m テーオーミリカン(牡、ウインブライト×ミッキーパール、栗東・宮厩舎) 半姉ヴィンクーロ(2勝)、おじトーセンジョーダン(天皇賞・秋勝ち馬)、トーセンホマレボシ(京都新聞杯勝ち馬、日本ダービー3着)、ダークメッセージ(重賞2着2回)。坂路51秒7-12秒8は、水曜日の栗東坂路の2歳1番時計にあたる。 ラージギャラリー(牝、American Fharoah×Scarlet Color、栗東・高橋亮厩舎) 母は府中牝馬S勝ち馬。2週前はCW6F83秒1-11秒1。1週前は4Fから53秒4-11秒3と特に上がりの時計が目立っている。 グティ(牡、アドマイヤマーズ×ベルスリープ、栗東・友道厩舎) 半兄ベルラップ(京都2歳S勝ち馬)、グーデンドラーク(3勝)、半姉カセドラルベル(4勝)。CW6F82秒3-11秒7と、全体時計は悪くない。鞍上は川田騎手を予定。 センツブラッド(牡、ルーラーシップ×サマーセント、栗東・斉藤崇厩舎) 母はマーメイドS勝ち馬。CW6F83秒7-11秒3と、全体、終いともに合格点の時計が出ている。鞍上は幸騎手の予定。 ●函館芝1800m リアライズオーラム(牡、オルフェーヴル×オリヒメ、栗東・須貝厩舎) おじMajestic Harbor 、Danza(ともに北米G1勝ち馬)。函館ウッド5F68秒台、1F12秒台前半の時計で、同厩の期待馬マジックサンズと併入している。鞍上は佐々木騎手。
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