森保ジャパン、W杯最終予選で中東だらけ“死の組”の可能性も 18チーム中10チームが中東勢…27日組み合わせ抽選
26年北中米W杯アジア2次予選は11日、各地で全9組の最終戦が行われ、最終予選に進出する18チームが出そろった。6戦全勝で無失点の日本が1位通過したB組は、3月の日本戦で不戦敗となった北朝鮮がミャンマーを4―1で下して2位突破した。今大会からアジア出場枠が4・5から8・5に拡大。9月に始まる最終予選は6チームずつ3組に分かれてホームアンドアウェー方式で争われ、各組2位までがW杯出場権を獲得。3、4位の計6チームはプレーオフに回る。 最終予選の組み合わせ抽選は27日にマレーシアで行われる。20日発表のFIFAランキングに基づき、3チームずつ6つのポットに分かれる。現ランクでは、18チーム中10チームが中東勢で全ポットに並ぶ。日本は前回の最終予選で敗れたサウジアラビアとオマーン、1月にアジア杯で黒星を喫したイラクなど、同組の5チームが全て苦手とする中東勢の“死の組”となる可能性も出てきた。 ◆3か国で共催出場32→48に 米国、カナダ、メキシコが共催するサッカーの2026年W杯の開幕まで2年となった11日、国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長が「2年後、世界が北米に注目するでしょう。準備は整っている」と述べた。FIFA公式サイトが伝えた。26年大会は出場チーム数が32から48に拡大。3か国の16会場で計104試合が実施され、6月11日の開幕戦は過去2度のW杯決勝が行われたメキシコ市のアステカ競技場で、決勝は7月19日に米ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで行われる。
報知新聞社