「結果に表れていないけど…」ウッズはメジャー3試合連続予選落ち
◇メジャー最終戦◇全英オープン 2日目(19日)◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇7385 yd(パー71) 【画像】まさかのハーフ「52」 日本オープン覇者に何が? タイガー・ウッズは1バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「77」とスコアを崩し、通算14オーバー143位で予選落ちを喫した。初日138位の出遅れを取り戻そうにも、「バーディを獲れるほどカップ近くに打てず、結果的にボギーをたくさん打ってしまった」。週末を前に今季メジャー最終戦の舞台から去った。 2021年に自動車事故を起こして重傷を負った後では初めて4大メジャーにフル参戦したが、予選通過は60位で終えた「マスターズ」のみ。初戦となった2月のホスト大会「ザ・ジェネシス招待」も体調不良で2日目に棄権している。「もっとプレーしたかったけど、今年はメジャーに出場できるようにしたかった。体調を整えるために多めに休みを取った」。事故から復帰後のプランとして描いていた「1カ月に1試合」にも届かないシーズンが続く。 「結果には表れていないけど、フィジカル的には良くなっている。このまま進めて最終的にはもっとプレーできるようにして、また競い合えるような流れに持って行きたい」と話し、“復活”への意欲はあると強調。次戦は大会ホストを務める12月のツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」(バハマ・アルバニーGC)となる見込みだ。 開幕前には引退を勧める発言をしたコリン・モンゴメリー(スコットランド)の主張を「まだ優勝できると感じている」と一蹴した。プレーを終えた直後ながら、ロイヤルポートラッシュで行われる25年の全英出場にも「definitely(必ず)」と前向きな姿勢を貫き、「ロイヤルトゥルーンはいい思い出があった。もう少しうまくやれたら良かった」と悔しさをにじませた。