中国・湖南省の決壊堤防 修復作業が完了 住民ら7000人以上が一時避難
日テレNEWS NNN
中国南部・湖南省の当局は、大雨の影響で決壊した湖の堤防の修復作業が完了したと発表しました。 湖南省にある中国で2番目に大きい淡水湖「洞庭湖」では、今月5日に堤防がおよそ230メートルにわたり決壊しました。大雨による洪水が原因とみられていて、周辺の住民らおよそ7000人以上が避難していました。 中国当局は、6日から復旧作業のため4700人以上を投入し、決壊した部分に土砂を運び込むなどの作業を行いました。8日、決壊した堤防の修復が完了したということです。ただ、堤防は全面的な補強が必要だということで、地元当局は引き続き堤防の状況を監視していくとしています。