“第二のTwitter”になるか 話題のアプリ「Jelly」とは
Twitterの共同創業者、Biz Stoneが今年1月にリリースした話題のアプリが「Jelly」。クラゲの「Jelly fish」から名づけられたアプリは、斬新なユーザーインターフェイス(UI)でアーリーアダプターの間で高い評価を受けている。日本においては、まだまだ「これから」のフェーズだが、今後、普及する可能性を十分に秘めている。Twitterでさえ、リリースから数年後に大きな飛躍をみせただけに、再びBiz Stoneが旋風を巻き起こしてくれるかもしれない。 女子中高生の間でブレイク中のムービーサービスとは?
鳴り物入りのリリースと言っていいだろう。あの「Twitter」を共同創業者が手がけた、というだけで興味をかき立てられる。開発を担当したのもTwitter出身とあって、リリース前から期待していた人も少なくない。 「Jelly」はQ&Aサービスで、スマホで画像を撮影、あるいはGoogle画像検索で画像を選択し、それについて質問する。すると、SNSでつながっている(アカウント登録の際にTwitterかfacebookのIDを利用)し、「Jelly」を利用している仲間から回答が得られる、というもの。あまりにお題が難しいと回答を得られなかったり、当然ながら仲間が少ないと回答してもらえない。ソーシャル系のサービスには、ありがちな課題もあるが、画像に特化したQ&Aサービスということで、おもしろさは十分にある。 気になったのは、アプリを立ち上げると、すぐにカメラが起動するところ。たとえば、電車の中でいきなりカメラが起動すると、よからぬことを疑われてしまうかもしれない。そういう意味では、日本の事情にはまだまだフィットしていない。とはいえ、UIだけでなく、操作感もまずまず。出資元のGrayRockパートナーズのブログでは、「a new “search engine”」と紹介している。 ■Jelly