兵庫県知事選では斎藤氏返り咲きの追い風に…『選挙とSNS』11/24投開票の名古屋市長選でも各候補が注力
■大塚さんのSNS戦略は“短尺”と“リアル”
名古屋のアップデートを呼び掛ける大塚耕平さんのXは、さわやかなBGMとともに街頭を回る大塚さんの様子を、毎日短い動画でアップ。 告示前から、名古屋について歌った音楽に合わせてダンスする姿も披露していました。
大塚さんのSNS戦略は…。 大塚耕平さん(11月18日): 「(選挙戦が)始まるまでは、自分の考えていることを、できるだけご理解いただけるようなコンテンツを作って展開するということに重きを置いていました。今は街頭演説とかでお話しする内容をできるだけリアルに見ていただくということに重きを置いてやっています」
演説の内容は、Xでコンパクトに切り抜いたり、YouTubeも含めてライブ配信に対応し、会場に足を運べない有権者に声を届けています。
■子育て中の女性を意識し夜のライブ配信も…尾形さん「とても重視」
現状の市民税減税の見直しを訴える尾形慶子さんも、SNSをフル活用しています。 尾形慶子さん: 「SNSはインスタグラム、Tiktok、X、フェイスブック、YouTube。期間も短いので、SNS戦略はとても重視しています」
子育て支援や介護保険料の引き下げなどを訴える尾形さんは、子育て中の女性の生活リズムを意識して、彼女たちがスマホを見始める午後9時から30分間、ライブ配信し、SNSの双方向性を活用しています。
尾形さん: 「実は、国民民主党の玉木さんが拡大選対を3日に1回ぐらいやっていると新聞で読んだので、いいなと思って」 勝利のためなら、衆院選で飛躍した陣営の手法も参考にします。各候補が力を入れるSNS戦略。その手法は吉と出るのか。
名古屋市長選挙には、元会社員の太田敏光さん(76)、旅行会社経営の水谷昇さん(61)、元大学講師の不破英紀さん(64)、旧自治省元職員の鈴木慶明さん(85)の4人も立候補しています。 名古屋市長選は11月24日の日曜日投開票です。