“謎”の大使を直撃…ロシアの本音は? 中国、インド“戦略的パートナー”北朝鮮“隣国”…異なる距離感【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
小児病院への攻撃で国際的な批判が高まる中、私たちはメディアで初めて就任まもない駐日ロシア大使にインタビューを行いました。11日はこれまでお伝えしきれなかった、ロシアの本音に詳しく迫りたいと思います。 そこで今回の#みんなのギモンでは、「“謎”の大使を直撃…露の本音は?」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。 ●中国、インド、北朝鮮と「蜜月」 意外な発言も? ●「ほぼトラ」でロシアの命運は?
■露ウクライナ首都の小児病院などに大規模攻撃…
小林史・日本テレビ解説委員 「8日、ロシアはウクライナの首都キーウの小児病院などに大規模な攻撃を行い、子どもを含む42人が死亡しました。こうした中、日本の岸田総理は11日朝早く、NATO=北大西洋条約機構の首脳会議に出席するため、アメリカ・ワシントンに到着。この会議で岸田総理が特に強調するのは、『ロシアと北朝鮮の接近』です」 「北朝鮮の弾薬がウクライナでも使われているという指摘をふまえ、アジアとヨーロッパの『共通の危機』であるということを訴えます」 「この会議に出席するため、ウクライナのゼレンスキー大統領もアメリカを訪問し、ロシアに対する国際的な結束が改めて強調されました」
■“謎”の駐日大使を直撃 ロシアの本音は?
「一方、ロシアの新しい駐日大使として、今年5月に正式に赴任したのが、ニコライ・ノズドリェフ氏。これまで、『謎』のベールにつつまれてきましたが、10日、初めて私たちのインタビューに日本語で応じました」 ロシア・ノズドリェフ駐日大使 「日本に来るたびに、いつも新しいことに出会っている感じがします」 「中国は…」 「インドは…」 「北朝鮮はロシアの隣国ですから」 森圭介アナウンサー 「ロシアに対する国際的な批判も高まっていますし、日本とロシアの関係も、いわゆる非友好的な状態でインタビューに答えてくれたことに驚きましたし、大使の日本語が堪能なことにも驚きました」 小林解説委員 「そうなんです。およそ1時間20分にわたったインタビューですが、ずっと日本語でのやりとりが続けられたんですね」