法大、慶大にサヨナラ勝ち 2連勝で勝ち点 ドラフト指名候補・山城航太郎がリーグ戦初勝利／東京六大学
東京六大学野球秋季リーグ第6週第2日（20日、法大5✕－4慶大＝延長十回、神宮）2回戦が行われ、法大が慶大を延長十回の末、サヨナラ勝ち。2連勝で勝ち点を3とした。六回から登板した2番手の山城航太郎投手（4年、福岡大大濠）が5回を投げ、4安打無失点、無四死球と好救援。リーグ戦初勝利を記録した。 【写真】慶大・清原正吾、指名候補にリストアップしていない球団もあるのが現状 ドラフト指名候補の剛腕がうなった。3－4の六回から救援した法大・山城は最速154キロを誇る直球と鋭く変化するスライダーを武器に勢いに乗る慶大打線を沈黙させる。打線も4年生右腕の好投に応え、七回に同点に追いつくと迎えた延長十回。1死満塁の場面で6番・藤森康の中前適時打でサヨナラ勝ちした。 既にプロ志望届を提出し、24日のドラフト会議で指名を待つ山城は、「粘りの投球ができてよかった。初勝利できるとは思っていなかったがチームのためにと投げていたらもらえた勝利だと思うのですごくうれしい。（ドラフトは）楽しみといわれたらちょっと怖いが楽しみたい」と語った。
