淡路市長選、現職の門氏が立候補へ 6選目指し「後継者育て市政の仕上げに」 25年4月27日投開票
任期満了に伴い来年4月20日に告示、同27日に投開票される兵庫県淡路市長選に、現職の門康彦氏(78)が、6選に向け立候補する意向を固めた。開会中の淡路市議会12月定例会で正式に表明する。 【写真】淡路市長選に立候補する意向の門康彦氏 門氏は淡路市(旧津名町)出身。1968年、兵庫県に入り、企業庁管理部長や淡路県民局長などを歴任した。2005年の旧5町合併で発足した同市の市長選で初当選し、現在5期目。企業誘致の積極的な推進などに取り組んできた。 門氏は神戸新聞社の取材に「新型コロナウイルス禍で空白になった市政を取り戻す。25年に合併特例債が発行期限を迎える。必要な財政の環境整備をしつつ、後継者を育成して市政の仕上げとしたい」と続投を目指す理由を語った。 同市長選で立候補の意向が明らかになるのは門氏が初めて。ほかに、市民が別の立候補者の擁立を模索する動きもある。(中村有沙)