オコン「レースはターン1で台無し。背後からヒットされてスピンし、最後尾まで落ちた」:アルピーヌ F1第19戦決勝
2024年F1第19戦アメリカGPの決勝レースが行われ、ピエール・ガスリーは12位、エステバン・オコンは18位でレースを終えた。 【写真】2024年F1第19戦アメリカGPドライバーズパレード エステバン・オコン&ピエール・ガスリー(アルピーヌ) ■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム) 決勝=12位(56周/56周) 6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード 持てる力を出しきれなかったという意味で、フラストレーションがつのるレースだった。レースを通じて、最善と言うには程遠いことが多すぎたんだ。本当にいいポジションからスタートして、大きな期待を抱いていただけに、ポイント圏外でのフィニッシュは残念だ。いくつものチャンスを逃したし、もっとうまくレースをマネジメントできたはずだと思う。次戦に向けて、そこはしっかり反省するつもりだ。 (ケビン・)マグヌッセンの早めのピットストップをカバーしたのだが、こっちのストップに余計な時間がかかってしまった。けれども、もっと上位を争うには、いずれにしてもハードタイヤでのペースが遅すぎた。 現時点ではライバルたちの方が少し速いように見えるから、僕らは自分たちのパッケージをさらに深く理解し、最大限のパフォーマンスを引き出さないといけない。来週のメキシコシティはユニークなコースで、やはり学びと進歩の機会になるだろう。 ■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム) 決勝=18位(55周/56周) 12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト ファステストラップ:1分37秒330(53周目) 残念ながら、僕のレースはターン1で損なわれた。背後からヒットされてスピンを喫し、フィールドの最後尾まで落ちてしまったんだ。レース中にいくつかポジションを取り戻すことはできたものの、それ以降は順位の争いには加われなかった。 レースの最終盤に、もう一度ピットに入ってソフトタイヤでファステストラップを狙おうと考えて、その目標は達成できた。この週末にはポジティブなことがいくつかあった。特に昨日の予選では、アップグレードが機能しつつあることが証明された。チームがこの方向で作業を進めて、クルマが良くなるのを楽しみにしている。次のメキシコシティでは、もっといい位置につけてポイントを争えることを願っているよ。 [オートスポーツweb 2024年10月22日]