「クセスゴ」出演もビンタ封印の大仁田厚、現在のテレビ界に私見「もう少し自由があってもいいのだが!?」
今年、レスラーデビュー50周年を迎えた「邪道」大仁田厚(66)が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新。2日放送のフジテレビ系「千鳥のクセスゴ!2時間SP」(午後7時)にサプライズ出演した際の本音を吐露した。 大仁田は当日の番組で、「トータルテンボス」大村朋宏、晴空親子と共演。2人が替え歌、その名も「ファイヤー」を歌っているところに乱入。晴空の「出てきてもらっていいかい?」の歌声に合わせ、リングコスチュームで「大仁田だ 雨の中、お台場でファイヤー 気づいたら、プロレス始めて今年で50年 有刺鉄線で戦っている けど、もう痛いからやめてぇ」と、自身のレスラー人生を回顧した歌詞を豊かな声量で歌い上げた。 演奏終了後、晴空に「父さん、今日も何もしていない」と言われた大村が「大仁田さん、思いっきり僕にビンタして下さいよ」とリクエスト。 いったんは「本当か? 気合か? よし! ちょっと待ってろ」と受け入れた大仁田だったが、「いいのか? いいのか? いいのか?」と大村に絶叫した後、「だけどな。今年からやめたんだ。コンプライアンスがひどいから」と突如、ビンタを封印した。 「ええ~っ!?」と戸惑う大村に「最近ね。人を殴ったりとかやめたんだ。やめた」とだけ、現役レスラーとは思えない言葉を残して退場した大仁田。 番組放送から一夜明けたこの日、自身の出演を「#テレビも何でもありなくなる」とのハッシュタグのもと回顧した邪道は「昭和の流れはあるのを感じるが枠の中へ閉じ込められてるテレビ界 もう少し自由があってもいいのだが!?」とつづった。 大仁田はFMW全盛時、日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!」、フジテレビ系「なるほど!ザ・ワールド」など多くのバラエティー番組にレギュラー出演。96年のNHK大河ドラマ「秀吉」に蜂須賀小六役で出演するなど、テレビタレントとしても活躍した経歴を持つ。
報知新聞社