JR東海とJR東日本の特急車両が並んだ! 「激レアな光景」が御殿場線90周年で実現 現地では記念イベントも
当日は駅前でマルシェも開催
JR東海は2024年12月8日、御殿場線90周年記念式典を御殿場駅にて開催しました。 【珍しい!】これがJR東海とJR東日本の特急車両が並んだ様子です(画像) 御殿場線は、神奈川県の国府津駅から静岡県の御殿場駅を経由して沼津駅までを結ぶ路線です。かつては、東京と名古屋・京都・大阪・神戸を結ぶ東海道本線の一部でしたが、1934(昭和9)年12月1日に丹那トンネルが開通したことで支線となり、現在の御殿場線が誕生しました。 当日は、御殿場駅にて沿線自治体の首長などが参加する式典が開かれたほか、SNSで募集された写真で彩られた記念列車「フォトトレイン」の出発式や、JR東日本が運行するE257系の団体専用列車の到着記念式なども行われました。ちなみに、E257系が御殿場線を走行し、御殿場駅に到着したのはこれが初めてのことです。JR東日本のE257系とJR東海の373系が並ぶ貴重な光景も実現しました 式典に出席したJR東海の近藤雅文静岡支社長は、「これからも御殿場線が皆様に愛される路線となるよう、地域の皆様との連携を大切にしたい」としたうえで、「安全で快適な移送サービスの提供と、利用促進に努めてまいりたい」と述べました。 また、式典には御殿場市出身のタレントである勝俣州和さんも登壇し、「高校3年間は三島市にある日大三島高校に御殿場線で通学しており、御殿場線にはさまざまな思い出がある」と、自身の御殿場線とのエピソードを披露しました。 当日は、御殿場駅前のロータリーでマルシェが開催されるなど、地域内外の人たちが集まり、駅周辺は活気にあふれていました。
乗りものニュース編集部