大谷翔平の爆速特大32号がありながらも……リリーフ陣が炎上のドジャースはサヨナラ負け
ドジャースの大谷翔平は現地7月27日、敵地アストロズ戦に1番・DHでスタメン出場。第2打席に32号ソロ本塁打を放った。 【動画】歓声と悲鳴の入り混じる中……大谷の32号は敵地の空へ舞い上がる 前日は大谷がマルチ安打を放ちながらもチームがシャットアウト負けを喫したが、この日はノーヒッター右腕ローネル・ブランコを相手に打線好調。大谷は第1打席にレフトフライに倒れるも、2回にキャバン・ビジオのタイムリーで先制に成功。大谷も3回、約135メートルの32号特大ソロ本塁打をライトスタンドにぶち込み、リードを2対0に広げる。この一発の打球速度118.7マイルは、ドジャース歴代2位の超高速の当たりだった。 さらに大谷は5回に四球で出塁。直後にギャビン・ラックス、テオスカー・ヘルナンデスと連打が出てドジャースのリードは4点に広がる。 5点目はまたも大谷だった。6回1死一、二塁でインコースのボール球を巧みに流すと、打球は絶妙にショートの左側を抜けてレフト前へ。これで二塁ランナーが生還してこの日2打点目を挙げた。 だが、直後にマウンドに上がったエバン・フィリップスが予想外に打ち込まれ、アストロズは6回に一挙4得点。1点差に迫られたドジャースは、8回にビジオがソロ本塁打。直後に打席に立った大谷は、自分も続くとばかりのフルスウィングも見せたものの、最終的には四球で出塁。今季26個目の盗塁も決めたが、結局得点にはつながらなかった。 さらに8回裏には、ダニエル・ハドソンも打ち込まれてついに同点に追いつかれたドジャースは、9回にブレイク・トライネンがアレックス・ブレグマンにサヨナラホームランを被弾。アストロズに連敗してしまった。 構成●SLUGGER編集部