初の契約更改を終えた楽天・中島は来季の目標に「レギュラー奪取」を誓う

　楽天の中島大輔外野手（23）が19日、仙台市内の球団事務所で初の契約更改に臨み、250万円アップの950万円でサインした。（金額は推定） 　23年ドラフト6位で入団したルーキーは7月上旬に1軍初昇格し、右肩の違和感で離脱した期間もあったが37試合に出場し、打率・228、1本塁打、10打点をマーク。印象に残った試合には初打席で初安打を飾った7月2日・オリックス戦（弘前）を挙げた。「やはり初ヒットを打ったのが個人的には一番印象に残ってるというか、今でも忘れていません」と語った。 　今オフの自主トレはチームメートの小郷と行う。外野の定位置を争うライバルながら12球団唯一全試合フルイニング出場した先輩から年間通して働く極意を学ぶ。「そういう方が一番近くにいるのは、すごいいい刺激になるというか」。 　ドラフト1位で入団する明大・宗山塁内野手（21）もサポートすると約束した。青学大時代の昨夏に日米大学野球でチームメートだったとあり、先月のドラフト直後に「よろしくお願いします」ととLINEが来たという。自身も新天地で戸惑うことばかりだっただけに「頼ってもらえるのはうれしい。連絡が来れば返します」と約束した。