年収250万円のフリーターですが車のローン審査に通りません。正社員でないと購入は難しいのでしょうか?
車を購入する際に、フリーターでは購入が難しいと感じている方もいるでしょう。しかし、フリーターでも返済能力に問題ないと判断されればローンを組んで購入可能です。 今回は、自動車ローンの種類や、審査に落ちやすい原因を解説します。自動車ローンの審査に通らない場合の対処法もご紹介しているため、参考にしてください。
自動車ローンの種類
車を購入する際に利用できるローンの種類には、以下のようなものがあります。 ●銀行系ローン ●ディーラー系ローン ●自社ローン 銀行系ローンは金利の低さがメリットですが、その分審査が厳しく時間もかかるケースが多いようです。ディーラーと契約を結んでいる信販会社が提供しているディーラー系ローンは、銀行系ローンと比べると金利が高めですが、審査に比較的通りやすく審査通過までの時間も早い特徴があります。 さらに、自動車販売店と直接ローン契約をする自社ローンも利用可能です。仲介業者を挟まない分、審査時間も早く審査にも通りやすい傾向にあります。ただし、自社ローンはお金の借り入れではなく、自動車販売店が代金を立て替えてその分を分割で支払っていく仕組みであるため、金利はかかりませんがそれ相応の手数料がかかる点に注意が必要です。
フリーターでも自動車ローンを組める?
フリーターでも自動車ローンを組んで車を購入可能です。前述したローンのなかだと、審査基準が銀行系ローンよりも優しいディーラー系ローンや自社ローンであれば、フリーターでも利用できる可能性はあるでしょう。 また、車の購入価格は年収の半分または半分以下が目安とされています。仮に年収250万円であれば、125万円またはそれ以下の価格の車が一般的に無理なく購入できる車の価格にあたります。ただし、ローンの支払い能力が問題ないと判断されれば、年収と同等の車も自動車ローンを組んで購入可能です。
自動車ローンの審査に落ちる原因
自動車ローンの審査に落ちる原因には、以下の点があげられます。 ●年収に対して借入額が大きい ●自動車ローン以外にもローンを利用している ●過去に支払いの滞納記録がある 自動車ローンの審査では支払い能力があるかどうかが重要視される場合が多いため、年収に見合っていない価格の場合は審査に通りづらくなってしまいます。 また、自動車ローン以外に住宅ローンなども利用していると、返済負担額が大きくなって安定した返済ができないと判断されてしまうケースもあるでしょう。さらに、過去に自己破産や支払いの滞納などの経験がある方は、信用情報に問題があるとみなされ、審査にマイナスとして働いてしまう可能性も考えられます。