清水依与吏（back number）、目黒蓮（Snow Man）、村瀬健

Snow Manの目黒蓮さん、back numberの清水依与吏さん、村瀬健プロデューサーが『ボクらの時代』で鼎談。 月9ドラマ『海のはじまり』主演の目黒さんと、主題歌を手がけた清水さん、村瀬プロデューサーの3人が、仕事への向き合い方について語りました。 【写真】ボクらの時代　清水依与吏（back number）、目黒蓮（Snow Man）、村瀬健

目黒蓮「後悔したくない、できることは全部やる」

2022年の大ヒットドラマ『silent』以来、2年ぶりに目黒さんとタッグを組んだ村瀬さん。 主演を務める目黒さんに“ある変化”を感じたといいます。 村瀬： 目黒くんは今回、“ザ・座長”で、決して「いくぞお前ら～！」みたいなタイプではないんですけど、スタッフやキャストが困っているなということを瞬時に察して、気を配っているところを僕は結構見ている。 清水： へ～！すごい！ 村瀬： 僕はダメプロデューサーなので、目黒くんに「村瀬さん、大丈夫？」ってよく言われるんだけど（笑） いい意味で2年前と違うとすごく感じている。 目黒： ありがとうございます。 村瀬： Snow Manの中ではリーダーではないじゃない？ 目黒： リーダーではないです。 村瀬： うち（ドラマの現場）ではすごく気を張って、家長じゃないけど、きっとそういう気持ちでいて、Snow Manに帰ったらお兄ちゃんたちがいてみたいな感じでいるのかなと思う。 目黒： でも根本のやっていることは変わらないと思います、グループに帰っても。 それが自分なので。 ドラマの現場に1人で行っても、そういうものが目に入るというか、「あの人、今日大丈夫かな？」とか。 それはあまり変わらないかもしれないです、グループにいても。 村瀬： そうなんだ。 清水： そもそもが（目黒さんは）バランサーなのかもしれないですね。  目黒： （ドラマ現場の人たちが）本当に頑張っているのが分かるので、何か僕が一言かけることによって、ちょっとでも気持ちが救われたり、「今日も頑張ろう」と思ってもらえたらいいなと。 やっぱり後悔はしたくないし、「もうちょっと、ああしておけば良かったな…」と『海のはじまり』が終わった後に思いたくないじゃないですか。 できることは全部やって、これだけやったし、後は皆さんがどう受け取ってくれるかだと。 清水： （目黒さんが）「妥協していないな～」というのは、（ドラマを）見ている人、全員が思っていると思う！ 目黒・村瀬： アハハ（笑） 清水： 「妥協してないな～」という、何と言っていいか難しいんですけど…そういうところにしか宿らないものがあるということを俺も信じている。 言い方はよくないですけど…怨念みたいなレベルまで研ぎ澄ました、蓄積された執念みたいなもの、「絶対妥協しない！」「絶対射ぬいてやる！」とか、そういう（妥協しない）ものにしか宿らない。 （自分も）「どういう怨念にしようか今回は」というものを突き詰めていたりとかするので、お2人の話がものすごくよく分かります！ 目黒： それ（自分が妥協せず頑張ること）で本当に救われる人がいて、何かと闘っている人とかがその1曲で、もう命が救われるレベルで人生変えられちゃったりもするじゃないですか。 ドラマとか自分の活動もそうだと思うし、このドラマで1人でも「何か救われました」と思う人って絶対いると思うから…手を抜けないですよね。 清水： 「これすごく好きでした」「あの作品、あの曲すごく好きでした」って伝えてもらった時に「…徹夜して1日で作ったんだよな」って言いたくないですよね（笑） 目黒・村瀬： アハハ（笑） 清水： 全てのどの曲や、どのドラマでもきっと一緒で、「いいよね！あれ」って言いたいんですよ、自分も。 村瀬： 分かります。 清水： 自分が好きで曲を作り込みすぎて、結果、生みの苦しみも全部忘れた、くらいの感じになっていないと、何か言われた時に「そう！最高だよね、あれ。めっちゃ泣けるよね！」みたいなリアクションができないのが、つらいかなと思う。