兵庫県知事選挙中に「虚偽通報でアカウント凍結」、稲村和美氏の支援団体の告訴・告発状を県警が受理
兵庫県知事選で落選した前尼崎市長の稲村和美氏(52)の後援会が運営していたX(旧ツイッター)のアカウントが選挙期間中に2度凍結された問題で、県警は20日、不特定多数による虚偽の通報が凍結の原因だったとする偽計業務妨害容疑の告訴状を受理した。 【写真】斎藤氏をアイドル視するような投稿
後援会は「ともにつくる兵庫みらいの会」。「稲村氏が外国人参政権を推進している」などと複数のデマを拡散され、選挙運動を妨害されたとする公職選挙法違反容疑の告発状も県警に受理された。
後援会で世話人を務める津久井進弁護士は神戸市内で会見し、「知事選でSNSが存在感を示す中、情報を発信できない状態に陥らせることは選挙活動を揺るがす重大な行為。選挙でのSNSの在り方を問うことを期待する」と語った。