堀内恒夫氏が巨人のエース道を説く「戸郷よ、2-1で負けるな。1-0で勝たなきゃ」「頼みましたよ」
元巨人監督の堀内恒夫氏が6日、自身のブログを更新。5日のDeNA戦で先発し敗戦投手になった巨人・戸郷に「エースだから伝えたいこと」としてエールを送った。 1-2の敗因は「一言で言ってしまえば点を取ってやれない打線が悪い それに尽きる。」としたものの「と、普通は、ここで終わる。でもね、戸郷はエースと呼ばれ開幕投手を任される立場になった。だから続きがある。」と堀内氏。今季開幕からちょうど1週間で、相手先発も東で開幕投手対決だった。それだけに「つまり、監督が『今年はコイツと心中する』と決めたエースピッチャーがマウンドに立つ日だった。この間隔が崩れなければ戸郷は常にエースと投げ合うことになる」とし、ロースコアの展開で「相手に点を与えたらダメってことさ。」と説いた。 特に5日のDeNA戦は味方打線が1点を先制しながら、逆転された。新人の度会に許した同点タイムリーや、勝ち越される要因となった4番・牧に許した盗塁など、「不用意」な投球に反省を求めた。 今後もエース対決が続けば接戦が予想されるとし「だから、あえて言うよ。戸郷よ、2-1で負けるな。1-0で勝たなきゃ。」と要求。「頼みましたよ。」と通算203勝を挙げた巨人のエースの大先輩として、チームを勝利に導く投球に期待した。