東京女子プロレス　「ねくじぇねトーナメント’24」組み合わせ抽選で連覇を誓った上原わかな（左）（2024年10月4日、東京女子プロレス提供）

　東京女子プロレスの上原わかな（28）が4日、公式YouTubeチャンネルに登場し「ねくじぇねトーナメント」連覇を誓った。同大会は23年以降にデビューした若手選手による戦い。23年1月デビューの上原は、6選手による昨年の大会で優勝したことが自信となり、その後の飛躍につながった。 【写真】参戦する選手たち。右から2人目が上原わかな 　参加8選手による組み合わせ抽選の結果、上原は11月3日（高崎）の1回戦で1年後輩の七瀬千花との対戦が決定。「千花ちゃんとは6月に1回シングルをして、内に秘めたパワーを感じていて、ちょっと脅威には感じている」と警戒心をのぞかせた。七瀬からは「経験値の差もあるけど、プロレスって何があるかわからない。絶対食い止めます！」と挑発的な態度を取られたが「プレッシャーもちょっとあるんですけど、絶対に2連覇しなきゃいけない」と力強く宣言した。 　優勝すれば「プリンセス・オブ・プリンセス王座」、「プリンセスタッグ王座」、「インターナショナル・プリンセス王座」のうち、好きなベルトに挑戦できるという最高のごほうびが待っている。上原は今年5月にプリンセスタッグのベルトに初挑戦するも、敗れて号泣。以来、挑戦の機会をうかがっていたが、絶好の機会が訪れた。 　昨年「ねくじぇね」を制してもらったのはメダル。欲しいのはもちろんベルトだ。デビューから1年半が過ぎ、「後輩も入ってきたし、いつまでも一番下ではいられない」と自覚も出てきた上原。芸能活動も順調で、グラビアだけでなく、大食いタレントやサウナ女子としてバラエティー番組に出演することも増えてきた。参戦者の中では、経験も実績もトップクラス。優勝して満を持してベルトに挑戦する。