日体大150キロ右腕・篠原颯斗がオリックスドラ2寺西成騎越え宣言「ドラ1になる」25年練習始め
首都大学野球の日体大は10日、神奈川・横浜市内の同大グラウンドで練習始めを行い、ドラフト候補に挙がる最速150キロ右腕の篠原颯斗(はやと)投手(3年=池田)は「ドラフト1位でプロに行きたい」と宣言した。お正月、高校時代のスタッフに会い「(大学)ラストイヤー、プロに行って欲しい」とエールを送られ、気持ちを新たに。「4年後、プロに行くために、と日体大に送り出してもらった。チームが勝つのが一番。しっかりやっていきたい」と、力を込めた。 昨秋は力強い真っすぐとフォーク、スプリットを武器に、気迫あふれる投球でチームの主戦として4勝を挙げ、防御率0・40でリーグ優勝に導いた。古城隆利監督(55)は「チームを勝たせる投球ができるようになったのが大きい」と、その成長を認める。エースとして、2季連続優勝へ。「全カードで勝利を挙げれば、チームの優勝、日本一が見えてくる」と、目標は明確だ。 昨秋、オリックスドラフト2位に指名された寺西成騎投手からは、「中学、高校で使っていた」という大切なグラブを譲り受けた。「寺西さんを超えないとプロに行けない。ドラフト1位になるためにも、超えるべき存在」と、目標に掲げる。エースとして日本一へ導き、ドラフト1位を手にする。