木村拓哉「僕の宝物の1つになりました」スペシャルドラマ『グランメゾン東京』 チームグラメ再集結の喜びを語る
木村拓哉が主演を務めるスペシャルドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)が12月29日(日)よる9時に放送される。本作は、ミシュランの三つ星を獲得したレストラン「グランメゾン東京」のその後を描く完全新作。この度、主演の木村拓哉がメディアの前で意気込みを語った。(取材・文:あさかしき) 【写真】鈴木京香、玉森裕太ら豪華キャストが再集結! 貴重な未公開写真はこちら。ドラマSP『グランメゾン東京』劇中カット一覧
約5年ぶりの再集結 “チームグラメ”への信頼感
本作は、2019年に日曜劇場枠(毎週日曜よる9時)で放送された連続ドラマの続編。前作でミシュランの三つ星を獲得したレストラン「グランメゾン東京」だが、新型コロナウィルスの蔓延により飲食業界は大きな打撃を受ける。「グランメゾン東京」も生き残りのため大手企業傘下のフードコンサルティング企業と資本提携を結ぶのだが、見栄えだけの料理によってすべての星を失ってしまう。そんな折、音信不通だった尾花夏樹(木村拓哉)が日本に帰国する。 約5年ぶりの“チームグラメ”再集結に、木村は「お話を伺ってやっぱり嬉しかったですし、パンデミックさえなければもっと早いタイミングで集まることが出来たのかな、とも思いました」と話す。 現実に起きた、新型コロナウィルスの時勢が劇中で描かれることに対し、「このお話はフィクションですが、飲食業界を舞台にしている以上、このタイミングでもう一度お話を立ち上げるのなら、実際にお店を畳む選択をされた方も、踏ん張られた方も、選択を強いられてしまった方々に対して、実在した時間をなかったことにしてはいけないと思いました」と真摯に語った。 約5年ぶりの再集結ながらも、ブランクや違和感は全くなかったという。「現実でも、お話の中でも、5年近くの時間が経っていますが、各々の時間をしっかり生きてきたということを、脚本を読んだ時点で感じました。現場でも、そのシチュエーションで衣装を着て、そこにいるだけで、皆のスイッチが入るのを肌で感じました」と、“チームグラメ”への信頼を寄せた。 また、今回のスペシャルドラマに新たに出演する窪田正孝、北村一輝について「新たな“素材”が加わることで、またお芝居の出し方が変わったところもあって本当にありがたかったです」と、『グランメゾン東京』らしく料理に喩えたコメントも飛び出した。