韓国から再上陸! KARA・知英(ジヨン)が日本語を流暢に話せるようになった理由
言葉だけでなく日本の歴史も学びながら
日本に住んでいたときは、地方を訪ねるのが好きであちこちに足を延ばしていたという知英さん。しかも言葉を習得する上で必要だと感じ、日本の歴史も学んだというから驚く。 「歴史を勉強するのはもともと好きでした。言葉ってただ覚えるだけではダメで、きちんと理解するには、『なぜこういうふうに言うのか』『どんな意味を持つのか』を掘り下げる必要があると思うんですね。それをやっていくと、最終的に歴史に行きつくので、日本の歴史にもどんどん詳しくなっていきました。 ドラマに出演したときは、演技の先生に超スパルタで(笑)日本語の指導をしていただきました。特に注意されたのは、イントネーション(発音)です。少しでもおかしかったら『はいダメ、もう一回!』『もう一回!』『もう一回!』と、できるまで何度もやり直し。台本には発音の抑揚を示す、カラオケの音程みたいな横線も描いていましたよ(笑)。 その後、ラジオのお仕事も始まったので、台本を見ながらイントネーションを修正する練習は毎日やっていました。あとは、日本の事務所のスタッフさんにも、『ありがとうございます』など、よく使う日本語のちょっとした発音を直してもらっていました。 そういった日常会話まで細かくチェックしていただいたおかげで、日本語を不自由なく話せるようになったんだと思います。あとはやっぱり音楽をやっているので、耳がいい方なのかもしれません(笑)」 ◇後編【「伝説だよね!」知英(ジヨン)がKARA再結成を振り返って思うこと、ファンへの思い】では、日本のドラマ出演時のエピソードや再結成したKARAの活動を振り返って思うこと、2024年から新たに始めたことなどを語っていただいた。 知英(ジヨン/Jiyoung) 1994年1月18日生まれ。韓国出身。2008年、韓国にてKARAのメンバーとしてアーティスト活動をスタートさせる。2014年夏より、日本で俳優としての活動を開始。ドラマ 『地獄先生ぬ~べ~』『ヒガンバナ~警視庁捜査七課』『連続ドラマW そして、生きる』、映画『暗殺教室 卒業編』『片想いスパイラル』、ミュージカル『スウィート・チャリティ』などの作品に出演。ソロアーティスト・JY としても活動。 シャツ167200円、ワンピース313500円(ともにアーデム/メゾン・ディセット TEL03-3470-2100) ピアス51900円(トムウッド/トムウッド 青山店 TEL03-6447-5528)リング25300円(プラウ https://plow-jewelry.jp/) 撮影/矢口亨 ヘアメイク/yumi(ThreePEACE) スタイリスト/CHAERAN KANG 取材・文/上田恵子
上田 恵子(ライター)