【ユーロ】ベルギー格下スロバキアに敗れる波乱の幕開け…ルカクの得点2度VAR判定で取り消し
<欧州選手権(ユーロ2024):ベルギー0-1スロバキア>◇17日(日本時間18日)◇1次リーグE組◇第1節◇フランクフルト 【動画】ルカク2度目のゴール取り消し 待望の同点弾かと思いきや… FIFAランキング3位のベルギーが、同48位のスロバキアに0-1と敗れる波乱の幕開けとなった。国際Aマッチで16試合ぶりの黒星となった。 つまずきは前半7分だった。ベルギーはゴール近くでプレスを受けた中、ボールをつなげようとしたところでミスが出た。苦し紛れのパスをカットされ、スロバキアMFクツカにシュートを打たれる。GKカステールスが防いだが、そのこぼれ球をFWシュランツに流し込まれて先制点を与えた。 司令塔のデブライネを中心に前半から攻勢をかけたベルギーだが、エースFWルカクをはじめ、シュートはことごとくスロバキアGKドゥーブラフカに阻まれた。 さらにルカクが2度もゴールネットを揺らしたが、どちらもVAR判定で取り消しとなったことが痛かった。 後半11分に右からのクロスボールをMFオナナが折り返し、中央のルカクが押し込むが、ルカクの体が少し前に出ておりオフサイド。 後半41分には左サイドからFWオペンダが縦に抜けだし、クロスボールを送りルカクがシュートを決めた。しかしオペンダのプレーにハンドが認められ、ゴールは取り消しとなった。 22年ワールドカップ(W杯)カタール大会で1次リーグ敗退を喫したベルギーは、面目躍如をかけて臨んでいる今大会だが、再び暗雲がたれこめてきた。