高齢者が車にはねられ死亡した横断歩道 警察や地元住民らが現場で再発防止策を検討
宮崎放送
宮崎県小林市で、先月、横断歩道を歩いて渡っていた高齢者が車にはねられて死亡した事故現場で、警察や地元住民らが再発防止策を話し合う検討会が開かれました。 小林市細野の県道では、先月19日の午後3時半ごろ、信号機のない横断歩道を歩いて渡っていた96歳の女性が軽トラックにはねられ、死亡する事故がありました。 13日は、事故現場で検討会が開かれ、小林警察署の警察官や地元住民、それに、近くの小・中学校の教諭などおよそ30人が参加しました。 参加者からは、警察によるスピード違反の取り締まりの強化や死亡事故の発生を知らせる看板の設置など、再発防止に向けた意見や要望が出されました。 (小林警察署 高妻一樹交通課長) 「年末年始にかけて交通事故が多く発生する時期となっている。ドライバーの方々には、運転に集中してもらって、特に横断歩道を通過する際には、歩行者がいないかどうか注意しながら運転してもらえればと思う」 小林警察署管内では、先月末までに4人が交通事故で死亡していて、このうち2人は、横断歩道を横断中に車ではねられる事故で亡くなっています。
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