JR貨物の脱線事故 列車の撤去作業始まる 運転再開は未定
南日本放送
今月12日、JR鹿児島本線の川内駅で起きた貨物列車の脱線事故で、14日朝から脱線した車両の撤去作業がはじまりました。 【写真を見る】JR貨物の脱線事故 列車の撤去作業始まる 運転再開は未定 (記者)「脱線した列車をレールに戻す作業が行われている」 この事故は、12日未明、JR鹿児島本線・川内駅ホーム近くの線路の切り替えポイント付近で、貨物列車の前方3両が脱線したものです。 この事故の影響で川内駅と隈之城駅の間は、14日も終日、運転を取りやめています。 事故のあった現場では14日朝から、脱線した車両をジャッキで持ち上げ、線路に戻す作業が始まりました。 JR貨物などによりますと、脱線した車両は、15日までに現場から全て移動させる予定で、本格的な復旧作業は来週以降となる見込みです。 運転再開の時期について、JR九州は「めどが立たず時間を要する」としています。 なお、JR九州は、川内と鹿児島中央の間で九州新幹線を使って代替輸送を行っています。
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