天国から地獄へ…。完全に落ちぶれてしまったスター選手（6）救いようない？ 暴行、行方不明…。散々な逸材
サッカー界は厳しい世界だ。それでも一際優れた成績を残し、地位や名誉をほしいままにするスター選手がいる。しかし、その中には自身のお粗末な言動や行動によってキャリアを台無しにしてしまう選手や、なかなか伸びきらない選手も存在する。今回は、輝かしい成績を残したものの落ちぶれてしまったスター選手を紹介する。
モハメド・イハッターレン（オランダ） 生年月日：2002年2月12日 現所属クラブ：SKスラビア・プラハB 今季リーグ戦成績：出場なし オランダの未来として将来を嘱望されていたモハメド・イハッターレンは、目も当てられないほど落ちぶれてしまった。 PSVアイントホーフェンのユースからキャリアをスタートさせたイハッターレンは、17歳でトップチームデビューを果たした。左足のキックの精度やドリブルの技術の高さから「ネクスト・スナイデル」として期待され、2020年にはオランダA代表にも選出された。 2021年にはユベントスに移籍し、順調なキャリアを歩んでいくと思われたイハッターレンだが、サンプドリアへのレンタル移籍ですべての歯車が狂ってしまう。もともとプロ意識に欠けた言動が散見されていた中、サンプドリアで1試合も出場しないまま行方不明状態に。父を亡くした影響で精神状態が悪化し、一時は引退報道まで出ていた。ユベントスへの復帰直後には女性への脅迫の疑いで逮捕され、チームとしてこの問題行動の数々は看過できないものとなっていた。その結果、クラブから契約解除され、トルコのサムスンスポルと契約。しかし、契約直後に条件変更を要求しこの契約は破談となった。 現在所属しているチェコのスラビア・プラハでも問題行動が取りざたされ、契約解除の方向に話がまとまっている。22歳とまだ若いものの、今の彼は試合に出る・出ないという次元にいない。
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