画像：写真AC

　「大東建託」は京都府居住の20歳以上の男女を対象に、「街の住みここち」に関する調査を実施し、その結果をランキングとして発表しました。今回はその中から「住み続けたい街（自治体）」のランキングを紹介します。 【画像：ランキング17位～1位を見る】 　ランキングには2020年から2024年までの回答を累積したデータを使用し、回答者が50人以上の自治体を集計対象としています。多くの居住者から「住み続けたい街（自治体）」として支持されたのはどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。 （出典元：住み続けたい街 自治体ランキング＜京都府版＞｜街の住みここち＆住みたい街ランキング 2024｜いい部屋ネット）

●第2位：京都市中京区

　第2位は「京都市中京区」でした。京都市のほぼ中央に位置し、京都市役所や中京区役所といった官公庁や金融機関、オフィスなどが集積する、京都市の経済の中心地です。一方で、世界遺産・二条城やユネスコ無形文化遺産にもなっている京都祇園祭の山鉾行事など、歴史や文化の香り豊かな地域でもあります。 　区内は、京都市営地下鉄やJR山陰本線、阪急京都線、京福電気鉄道嵐山本線といった鉄道のほか、バス網も充実しており、市内外へのアクセスに便利。「京の台所」とも呼ばれる錦市場商店街など、京都の町の雰囲気を感じられるエリアでもあります。

●第1位：長岡京市

　第1位は「長岡京市」でした。京都盆地の西南部に位置し、市域の約45％が西山山地となっており、その裾野にある丘陵に住宅地が広がっていることが特長です。JR東海道本線と阪急京都線が乗り入れていることから、京都へは約10～15分、大阪へは約25～40分アクセス可能で、通勤や通学、休日のレジャーにも便利なエリアといえそうです。 　一方で、市内には史跡が多く残されており、落ち着いた雰囲気を生み出しています。また、西山連峰をはじめとする豊かな自然にも恵まれ、都市部に近いエリアながら田園風景の広がる、のんびりした雰囲気も魅力といえるでしょう。