身近な道路の危険…ジオテクノロジーズが交差点リスク推定モデルを開発
(イメージ)
ジオテクノロジーズは5月30日、自社が保有する人流データとAI技術を組み合わせることで、住宅街にあるような身近な交差点の事故リスクを算出する「交差点リスク推定モデル」の開発に成功したと発表した。 このモデルでは、これまで算出が難しいとされてきた住宅街の小さな交差点に対しても事故リスクを算出できる。通勤・通学などで利用する身近な道路の危険な交差点を把握し、安全性の高い運輸ルートの提示、ドライバーおよび周辺住民への注意喚起、道路整備などが期待できる。 国土交通省の2022年の統計によると、日本国内の交通事故死者数は1995年から減少を続け、2022年には過去最少の2610人を記録している。しかし、生活道路における交通事故件数の減少幅は小さく、2022年では4件に1件が生活道路での事故だ。このため、生活道路での事故削減が今後の最重要課題となっている。
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レスポンス 小崎未来@DAYS