『Yahoo!知恵袋』で探されていたザキオグラフさんのイラスト（@zakiograph）

　自身が描いたイラストに関して投稿された『Yahoo!知恵袋』を発見し、X（旧Twitter）上で嘆いたザキオグラフさん（@zakiograph）。彼が描いたイラストを頼りに、自分を探す人を10年後に知り、「10年前、Yahoo!知恵袋で僕を探してくれていた方へ」とポストした投稿は1355万件表示され、「10年の時間が紡がれるといいな」「どうか知恵袋の方に届きますように」と話題を集めた。 【“知恵袋”投稿全文】ネット上で心温まる応援も！10年前の知恵袋に制作者が気づきドラマが始まる ◆自分の名前をネット検索したことで発覚　ユーザーが「質問主さんまで届け！」と自発的に拡散を 　ザキオグラフさんの「10年前、Yahoo!知恵袋で僕を探してくれていた方へ。あなたがPCの壁紙に使ってくれていた僕のイラストはこれです。フルサイズをご希望でしたら返信下さい」という投稿には、10万いいねと大きな反響があった。この投稿には、「Xでこういうホッコリエピソードで溢れかえってほしい」「これが理想のSNS」「素敵なネットの繋がり」「こういうご縁は胸が熱くなる」と温かいコメントが多く寄せられた。 ――ユーザーの反響を見ていかがでしたか？ 「こんなにも反響があると思っていなかったので、非常に驚いています。特定のコメントだけが印象に残ったということはありませんが、（私が積極的に拡散を申し出たわけではなかったのですが）数多くの方が、引用リポストで『質問主さんまで届け！』と、進んで拡散していただけたことが印象的でした。普通反応が多く寄せられると、そのうち1％程度は、誹謗中傷に近いリポストがあるものですが、今回そのようなリポストがほとんど無く、皆さんすごく優しく、協力的だったことも印象深いです」 ――10年の時を経て、どのようなきっかけで『Yahoo!知恵袋』の投稿を知ったのでしょう？ 「たまたま、興味本位で自分の名前をネット検索したことがきっかけでした。最近Xで『Grok』というAI機能が搭載されています。自分はサブスク利用者ではないため、『Grok』が利用できません。ネット検索をしたら、自分のことについて何らかの回答があるのかな…と思いました。それで、偶然『Yahoo!知恵袋』の書き込みが目に留まり、10年前に自分のことを探していた人物がいることを知りました」