ワークデイ キャンベラ国際

伊藤あおい（ジャパンOP）[画像/tennis365.net]

女子テニスのワークデイ キャンベラ国際（オーストラリア/キャンベラ、ハード、WTA125）は31日、シングルス1回戦が行われ、第7シードの伊藤あおいが世界ランク138位のM・ティモフェーワを6-4, 7-5のストレートで下し初戦突破を果たすとともに、2025年シーズンのシングルス初戦を白星で飾った。 【錦織圭vsシャポバロフ 1ポイント速報】 20歳で世界ランク126位の伊藤は2024年シーズン、スライスを駆使したフォアハンドや鋭いバックハンドに加え、ロブやネットプレーも織り交ぜた独特のプレースタイルで躍進。 予選を勝ち抜き出場した10月の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024（日本/大阪・モリタテニスセンター靱、ハード、WTA250）ではツアー大会の本戦初出場ながらベスト4に入ると、11月には高崎国際オープン（日本/群馬、ハード、ITF）で優勝。世界ランク383位でスタートしたシーズンを、自己最高位で日本勢3番手となる126位で終えた。 その伊藤は2025年シーズンの初戦として今大会に第7シードとして出場。迎えた1回戦、伊藤は相手に4度のブレークを許しサービスキープに苦戦したが、リターンゲームでは6度のブレークに成功。1時間46分でストレート勝ちを収め、新シーズン初戦を白星で飾った。 勝利した伊藤は2回戦で、世界ランク143位のA・サスノビッチと対戦する。サスノビッチは1回戦で同135位のJ・タイシュマン（スイス）を下しての勝ち上がり。 なお、同日に行われる1回戦には予選勝者で世界ランク150位の齋藤咲良も登場する。齋藤は1回戦で同1327位のD・コビニッチ（モンテネグロ）と対戦する。