山形・銀山温泉、マイカー規制 訪日客に人気、混雑対策
大正レトロな街並みで訪日客にも人気が高い山形県尾花沢市の銀山温泉で23日、日帰り客を対象に、マイカーの乗り入れを規制する実証実験が始まった。慢性的な交通渋滞や温泉街内の混雑を緩和し、落ち着いた温泉風情を楽しんでもらうのが狙い。毎日午後4時以降は、温泉街に向かう有料シャトルバスも予約制となる。 さらに25年1月7日からは、マイカー規制に加え、温泉街への入場を1時間当たり100人までとする人数制限も実施。来訪者には有料の事前チケット購入を求める。同年2月末まで。 マイカー規制は、温泉街から約1キロ離れた「大正ろまん館」で車を降り、シャトルバスに乗り換える「パークアンドライド」方式。