囲碁・仲邑菫三段、韓国主要タイトル戦で初の決勝へ 女流棋聖戦
囲碁の仲邑菫(すみれ)三段(15)が18日に打たれた韓国の女流棋聖戦準決勝で金珉舒(キム・ミンソ)四段(17)に勝ち、決勝三番勝負進出を決めた。韓国の主要なタイトル戦の決勝に進むのは初めて。決勝の相手は、崔精(チェ・ジョン)九段―金恵敏(キム・ヘミン)九段の勝者で、勝った方がタイトル獲得となる。 【写真まとめ】日本女子囲碁リーグ開幕式 日本棋院創立100周年記念式典 同戦は、持ち時間1時間の早碁で行われた。対局は終盤まで互角の展開となったが、最後は仲邑三段が読み比べを制して快勝した。 仲邑三段は日本棋院在籍時の2023年2月、上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(当時)を破り、史上最年少の13歳11カ月でタイトルの女流棋聖位を獲得。今年3月に日本棋院から韓国棋院に移籍し、同6月に非公式戦の棋戦で優勝した。【武内亮】