ICカードを使って乗り降りを体験する子どもたち（フジグラン宇部で）

　宇部市営バスお客さま感謝デーは28日、フジグラン宇部の駐車場で開かれた。会場には市営バス4台が集結して車両開放、バスとの綱引きなどの体験イベントもあり、多くの親子連れでにぎわった。市交通局（大谷唯輝局長）主催。 　バスの日（9月20日）の記念行事の一環。昨年度に初めて実施して好評だったことを受け、内容をより新しいものにした。来年1月に同局が開設80周年を迎えることを記念して製作したキーホルダーの販売、バス路線図によるすごろく、バスの乗り方教室などの新規や体験イベントが多数実施された。 　乗り方教室には多くの親子連れが参加。ICカードを使った乗り降りの仕方を体験し、車椅子使用者が乗車する際の方法も学んだ。 　カプセルトイによる80周年記念キーホルダー販売は大人気で、子どもからバスマニアの大人まで、多くの人が列をつくった。5種類をコンプリートしようと何度も挑戦する人もいた。 　昨年度好評だった部品販売は、今回はすべて申し込みによる抽選で行われ、掘り出し物を探すバスマニアが品定めをしている姿もあった。 　宇部フロンティア大付属香川高の吹奏楽部とダンス部、宇部高専のダンス部によるステージイベントもあり、会場を盛り上げた。