ヤクルト・高津監督、長岡に愛のムチ「鼻が伸びかかっている。ぶち折ってやりますよ」
ヤクルト・高津臣吾監督(56)が4日までに、昨季163安打を放ち、最多安打のタイトルを獲得した長岡秀樹内野手(23)に「謙虚にコツコツやっていくことが大事」とエールを送った。 【写真】1日店長としてミズノショップ神宮外苑店で名刺を配るヤクルト・長岡 長岡は昨季、5年目で初めて遊撃で全試合に先発出場。自身初の打撃タイトルをつかみ、両リーグを通じて最多得票でベストナインにも選ばれた。打率は2023年の・227から・288に上昇。試合前に大松打撃コーチと熱心に打撃に向き合う姿などを見てきた指揮官は「コツコツと、ずっと努力してここまで駆け上がってきた選手。鼻を伸ばしてるようじゃ駄目。基本を忘れないでやってほしい」と話した。 今季の打順はクリーンアップの「前後の大事なところを打たせられる選手になってほしい」と説明。「1年やった(活躍した)から安心ではない。長い野球人生、ずっと幸せなシーズンを送るために毎年が勝負。秀樹もちょっと鼻が伸びかかっている。ぶち折ってやりますよ」と笑った。〝愛のムチ〟を入れ、さらなる進化を後押しする。(武田千怜)